IPv6を導入してネットが高速になった話

2019年7月14日

FF14のアプデが以上に重いで書いていましたがビッグローブ光になったことで何もしていなくても土日の速度制限を受けているようだったのでIPoEルータを導入しました。

そもそもIPoEとは何なのか

IPoEでは無い光ファイバのネット契約は大抵PPPoEと言うダイヤルアップ時代の古い技術の延長線上の技術で接続している。
IPoEは初めからイーサネットでの使用を想定して作られている上,プロバイダーを通さないで通信ができる=早い

用意したのはIOデータのWN-AX1167GR2/Eです。
 選んだ理由
  ・アマゾンで検索上位にあって目についた中で一番安かったから
  ・今までバッファローのルータとTPlinkのルータしか使ったことが無かったのでIOデータが気になった

IPv6のルーターで選ぶ時の注意は
 ・IPoEに対応しているか
 ・契約しているプロバイダのIPv6サービスが対応していると明記されているか
この二点さえ確認できれば大丈夫

注意点としてはプロバイダが提供しているサービスの一部を利用できなくなる場合がある
プロバイダによってサービスが違うので自分のプロバイダのIPV6サービスをよく読もう

さて,私はIPv6にすることによってFF14のアップデートで見たときどれくらい早くなったのか

PPPoE接続の時は0.24Mb/s

IPoE接続にしてからは5.93Mb/s

明らかに早くなってますね

倍率にすると20倍以上

もちろん多少の波はありますがほぼ画像の通りの結果です。
 ※画像は使用しているPCが違いますので厳密な検証結果ではありません。
  傾向としては間違いなく早くなっているとおもいます。

FF14以外でもネット接続の速度測定サイトでプロバイダの設備を介していたものは軒並み数十倍の値になっていました。

感想

まず接続が簡単でした。
PPPoEだと一度プロバイダの設備に接続するためにPPPoEの設定をルータに入れる必要がありましたが、IPoEではONUのユーザ情報だけでNTTへ直接接続しているようです。
言い換えればルーターでの設定は「IPv6使います」とチェックマークを入れるだけ。
PPPoE接続に慣れ親しんだ身としてはほぼ繋ぐだけと言うなんとも言えないすごさを感じました。

私の契約しているビッグローブではIPv6にするとDDNSやIP固定サービスが使えなくなるようなのでその辺りはサーバー運用している人にとってはマイナスですね。